人工透析

「あづまクリニック」にて、人工透析を行っております。

透析液について

当院ではエンドトキシン除去フィルターを取り付けて患者様にきれいな透析液を提供しています。

エンドトキシンとは細菌の最終産物でごく微量であっても5年10年という長期にわたり、血液中に進入すると炎症・発熱や様々な長期合併症(透析アミロイド−シス等)を引き起こしひどいときにはショック症状を起こす事もあります。
透析施設では、RO装置を用いてきれいな水を作成していましたが、エンドトキシンを十分除去する事はできず、透析に使用する上で問題点になっていました。

そこで、エンドトキシン除去フィルターをとりつけて透析液の清浄化を積極的に行っています。

透析の長期化に伴い、様々な合併症の原因物質を除去するため、高性能のダイアライザーが使用されたりします。
しかし、高性能のダイアライザーというのは、様々な物質を除去する反面、逆に透析液中の物質が体内に入りやすくなるという特徴もあります。
透析液をきれいにするという事は、患者様に元気で長生きして頂くためにはとても重要になってきます。

ダイアライザーの写真