バスキュラーアクセスセンター

「あづまクリニック バスキュラーアクセスセンター」にて、シャントの状態の診察、シャントトラブルに対する血管内治療(VAIVT)をおこなっています。

血管内治療(VAIVT)について

VAIVT(Vascular Access Intervention Therapy)とは

「シャントPTA」「経皮的血栓除去療法」を指します。

シャントPTA

従来の外科的シャント再建術よりも患者様の負担を軽減できる新手法で、バルーンカテーテルを用いたシャント狭窄部拡張術です。

シャントPTAのイラスト 血管内にバルーンカテーテルを挿入し、狭窄部を内側からひろげる方法。

ハンドロイザー(血栓除去カテーテル)

特殊なカテーテルを用いて、血栓を細かく砕き、小さくした後、吸引して除去します。

血管内治療(VAIVT)のメリット

  • 透析シャントの延命
  • 患者様の痛みの軽減
  • 手技当日より人工血液透析可能
  • 手技時間短縮の実現

※血管内治療を行っても、早期に再狭窄などをおこすことがあります。 当クリニックでは、治療後も定期的に(通常2〜3か月に一度)外来にて診察を行い、超音波による血流量測定や、シャント造影を行い、再狭窄の有無を検討しています。 血管内治療で改善しない場合は、外科的手術が必要となります。
手術は、あづま泌尿器科にて受けていただくことができます。