バスキュラーアクセスセンター | 医療法人正志会あづまクリニック

あづまクリニックバスキュラーアクセスセンターにて、
バスキュラーアクセスの診察や、トラブルに対する血管内治療（VAIVT）をおこなっています。

バスキュラーアクセス（シャント）について

・血液透析は、腎臓の機能が低下した場合に、体外で血液を浄化し、老廃物や余分な水分を取り除いて再び体内に戻す治療法です。

・バスキュラーアクセス（シャント）とは、血流の多い血管を手術で作成するもので、透析治療において非常に重要な役割を果たします。

透析治療において、いわば命づなと言えるものです。

治療の流れ

診察

透析を受けている患者様は、バスキュラーアクセスの状態を良好に保つために定期的な診察を受けることが重要です。

超音波画像診断装置により、血管の直径、血流状態、血流量などを測定し、全く痛みを伴わずに診断することが可能です。

血管内治療(VAIVT)について

VAIVT ( Vascular Access Intervention Therapy )とは
「シャントPTA」と「経皮的血栓除去療法」を指します。

治療が必要となった方には、血管内治療(VAIVT)を行います。

・シャントPTA

従来の外科的シャント再建術よりも患者様の負担を軽減できる方法、バルーンカテーテルを用いたシャント狭窄部拡張術です。

・経皮的血栓除去療法

特殊なカテーテルを用いて、血栓を吸引して除去します。

血管内治療のメリット

　　　　◎バスキュラーアクセスの延命
◎患者様の痛みの軽減
　　　◎手技当日より人工透析可能
◎手技時間短縮の実現

あづまクリニックの特徴

エコーガイド下シャントPTAに対応

X線を使用する血管撮影装置を用いることが多いですが、あづまクリニックでは超音波エコーを使用し、被曝せずに治療ができます。

造影剤アレルギーの方も治療可能です。

あづまクリニック「バスキュラーアクセスセンター」では、
患者さまのバスキュラーアクセスの状態を診察させていただいた上で、最も適切な治療法を選択し、
定期的な診察によって、できる限りバスキュラーアクセスを長持ちさせるよう努めております。

※血管内治療を行っても、早期に再狭窄などをおこすことがあります。
当クリニックでは、治療後も定期的に（通常2～3か月に一度）外来にて診察を行い
超音波による血流量測定や、血管造影を行い、再狭窄の有無を検討しています。
血管内治療で改善しない場合は、外科的手術が必要となります。
手術は、あづま泌尿器科にて受けていただくことができます。

バスキュラーアクセスセンターにて、
バスキュラーアクセスの診察や、トラブルに対する血管内治療（VAIVT）をおこなっています。

バスキュラーアクセスについて

透析治療において、
いわば命づなと言えるものです。